酸素欠乏の定義と症状

最終更新日: 2026-09-03

酸素欠乏の基本

(1) 酸素欠乏症等防止規則では、空気中の酸素濃度が18%未満である状態を「酸素欠乏」という。

(2) 厚生労働省の施行通達では、人体が正常な機能を維持し得る空気中の酸素濃度の下限は一般に16%とされている。

(3) 肉体労働でエネルギー消費が大きくなると、人体の酸素消費も増加する。

(4) 酸素欠乏症では、息苦しさ、めまい、頭痛等がみられ、重篤化すると意識不明、けいれん、呼吸停止、心臓停止等に至ることがある。

(5) 酸素濃度が低下すると、とりわけ酸素を必要とする脳に障害が生じ、重篤な場合には死亡に至ることがある。

(6) 酸素欠乏空気には安全確認に利用できる固有の色や臭いがなく、感覚だけで危険を判別することはできない。

(7) 酸素濃度が急激に低下した環境では、自覚症状を十分に感じる前に意識を失うおそれがあるため、体感だけで安全を判断してはならない。

出典・参考

酸素欠乏の定義と症状に関する問題